『持続可能な社会 プラウトヴィレッジ 第三版』
構造から設計された、非貨幣・循環型コミュニティの構築指針
気候変動、資源枯渇、戦争、貧困、環境破壊など、現代社会の主要な課題に対し、本書『持続可能な社会 プラウトヴィレッジ 第三版』は、貨幣を使用しない共同体モデルによる抜本的な対処法を示しています。
資本主義や社会主義の枠組みを超え、貨幣そのものを使わずに社会を運営する構造を、設計・技術・制度・人間関係・精神性まで含めて包括的に記述。構想段階を超え、各要素を段階的に実装可能な形で提示しています。
◼︎ 主な構成要素と設計方針
1. 社会哲学
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「生産性」や「貨幣量」によらない人間の価値評価
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精神性・直観・共生意識を社会設計の中心に配置
2. 都市構造(円形都市)
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直径5.5kmの円形構造(六角形含む応用設計)
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中央広場・コミュニティセンターを軸に、住居・農地・工房を放射状に配置
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歩行移動圏と心理的安定を両立
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地産地消と自然共生の空間構造
3. 技術方針
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ローテク・ミッドテクを中心に設計(レアメタル不使用)
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分解・修理・交換可能なモジュール設計
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道具は原則として再利用・現地生産を前提とする
4. 社会運営の段階構造
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第1段階:設計(生活圏・技術・制度・空間の詳細設計)
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第2段階:自治(推薦選挙・自治会構造・合意形成)
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第3段階:世界連邦(地球規模での資源配分と非戦化のための調整機構)
5. インフラと分野別設計
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電力:太陽熱、潮力、バイオマス、マグネシウム電池など再生エネルギー
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通信:HF帯など低周波無線によるメッシュネットワーク
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医療:予防型医療と簡易ケア
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衣食住:地域内自給を前提とした持続可能な供給体系
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工業:工具・部品の分解性・互換性に基づいた設計原則
6. 精神性・教育・リーダー像
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「無心」「誠実さ」「感受性」を基準にリーダーを推薦で選出
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リーダーは支配者ではなく、調整と信頼形成の中核を担う
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教育は実技・内省・自然との関係性を中心に構成
7. 外部変動対応
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貨幣非依存/資源自給/低エネルギー構造により、災害・戦争・供給断絶への高い対応力
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特に「水」「食」「住」「道具」については自律的な生産供給体制を明確に構築
◼︎ 書籍情報
書名: 持続可能な社会 プラウトヴィレッジ 第三版
著者:久保田啓敬
発行形態: Kindle電子書籍
リンク: https://www.amazon.co.jp/dp/B0FH4CJB4D
※書籍の内容はこちらのウェブサイトで無償している内容と同様のものです。


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