「えんぴつ vs タブレット」



 多くの研究では「記憶の定着や深い理解に関しては手書きが有利」とする傾向が強く、デジタルは「効率性やアクセスの良さ、モチベーション向上」で優れるというバランス感覚にある。ただえんぴつで書く練習を繰り返しても単調な反復作業だと飽きてきて、やる気も失せてくる。そのため遊びやゲーム性はデジタルデバイスも使いながら刺激を加える。Prout Academyでは読み書きや四則演算はえんぴつなどアナログを基本に学びながら、デジタルデバイスも並行して使用する。

項目

えんぴつ

タブレット

脳の活性化度合い

★★★★★(最も高い)

★★☆☆☆(低め)

記憶の定着率

★★★★★(深く定着)

★★☆☆☆(浅い)

感覚刺激

★★★★★(摩擦・筆圧・抵抗感あり)

★☆☆☆☆(触覚刺激がほぼない)

操作の自由度

★★★★☆(筆圧や線の強弱を調整可能)

★★★★★(多機能で操作自在)

書き間違いのフィードバック

★★★★★(自分で気づきやすい)

★☆☆☆☆(自動訂正が多い)

集中力への影響

★★★★★(持続しやすい)

★★☆☆☆(注意散漫になりやすい)

持続的学習への適性

★★★★★(長時間の学習に向く)

★★☆☆☆(短時間・遊び的学習向き)


計算学習における「えんぴつ vs デジタル」の比較

項目

鉛筆(紙に書く)

タブレット(画面で操作)

脳の活性化領域

前頭前野・頭頂連合野・運動野が強く活性

活性化は限定的(指タップ中心)

思考の深さ

「書く=考える」につながる

タップでは省略的で思考が浅くなる傾向

ミスからの学び

書き間違え・書き直しが記憶に残る

自動判定のため記憶に残りにくい

数の概念理解

位取り・桁感覚が育ちやすい

表示が自動で視覚的な理解に依存しやすい

忍耐・注意力

書くことで持続的な集中が育つ

タップ形式は注意が散漫になりやすい


ポイント説明

・えんぴつは、筆圧や摩擦感覚など手指からの刺激が脳を多角的に活性化し、記憶の深い定着につながるため初期学習に最適。

・シャーペンは筆圧感覚や線の変化が少ないため、鉛筆よりも刺激は少なめ。ただし、芯が細くて扱いやすく、スピーディーな記述や整理に向いており、中級者以降の学習に適する。書き味が一定なので、長時間の作業に安定感がある。


・タブレットは操作が多機能で利便性は高いが、感覚刺激が乏しく集中力も持続しづらいため補助的な使用に向く。


 ただ注意として、デジタルデバイスで子供が動画やメッセージなどが簡単に見れてしまう状態だと勉強に集中が難しくなり、学びの定着率が悪くなる。その辺りは子供の集中力をよく観察しながら、デジタルデバイスの負の側面が大きければ、それの使用の時期を遅らせるなども検討する。

事業計画書より抜粋

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